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Radiograph

足関節斜位撮影 Ankle internal/external oblique view

English ver.
RadTechOnDuty (medial oblique)

【撮影目的】
内旋位:脛腓関節、距腿関節外側、第5中手骨基部の観察に優れる。
外旋位:距腿関節内側、脛骨前結節と後結節の観察に優れる。

【撮影前の確認事項】
障害物となるものを除去する。
痛みがある場合は無理に背屈させない。

【ポジショニング】

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仰臥位
検側の下腿軸をカセッテ長軸に合わせる。
内果と外果の中央をカセッテ中心に合わせる。
RLマーカーを配置する。
内旋位:
検側の膝の下にポジショニングブロックを置く。
下腿軸がカセッテと平行になるようにカセッテの高さを調節する。
検側の足関節を軽度背屈することで、踵骨が外果に重なることを防ぐ。
膝関節から足関節までが捻じれのないように35°または45°内旋する。
 →35°内旋位では脛腓関節の観察に優れる。
外旋位:
膝関節から足関節までが捻じれのないよう45°外旋する。

【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:カセッテ中心(内果と外果の中央)に向けて垂直入射。
距離:100cm
照射野:下腿遠位1/3~第5中足骨基部を含む。

【撮影条件】
50kV / 4mAs
グリッド ( – )

【画像・チェックポイント】
内果骨折 (Radiopaedia)

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皮質、骨梁が明瞭に観察できること。
第5中足骨基部が含まれていること。
非検側の下肢が重なっていないこと。
軟部組織が観察できる寛容度であること。
RLマーカーが入っていること。
動きによるブレがないこと。
内旋位:
脛腓関節が明瞭に観察できること。
腓骨が脛骨とほとんど重なっていないこと。
踵骨が外果に重なっていないこと。
外旋位:
距腿関節内側が明瞭に観察できること。
腓骨は脛骨に重なって投影されること。

【動画】

【関連資料】






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