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Radiograph

下顎骨斜位撮影 Mandible axiolateral oblique view

English ver.
Radiopaedia

【撮影目的】
下顎骨、顎関節を観察する。
骨折、脱臼、炎症などの観察。
比較のために両方向から撮影する。

【撮影前の確認事項】
障害物となるものを除去する(入れ歯、眼鏡等)。

【ポジショニング】

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カセッテに向かう座位。頭部のみ検側を近づけるように側面とする。
肩を降ろして背筋を伸ばし、非検側の肩の映りこみを防ぐ。
矢状面を検側に15°傾ける。(傾ける角度によって観察に適する場所が異なる。0°:下顎角、15°:下顎全体の概観、30°:下顎体、45°:オトガイ)
顎を上げて鼻棘耳介線(AML)を地面と水平にすることで、頸椎との重なりを防ぐ。
マーカー(R, L)を置く。
口を閉じて上下の歯を合わせる。

【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:検側の下顎枝に向けて、尾頭方向25°で斜入射する。
撮影距離:100cm
照射野:下顎枝を中心に検側の外耳孔(顎関節を含む範囲)まで含める。

【撮影条件】
70kV / 16mAs
グリッド ( + ) ※斜入射するためグリッドの方向に注意
呼吸停止

【画像・チェックポイント】
正常例 (Radiopaedia)

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検側のオトガイから顎関節まで含んでいること。
必要最小限に照射野が絞られていること。
頸椎と下顎角の重なりがないこと。
非検側の下顎骨は検側に重ならずに上方に投影されていること。
肩の陰影が下顎に重なっていないこと。
左右の撮影が対象に投影されており、比較可能であること。
マーカーが入っていること。
目的部位が適正なコントラスト、寛容度であること。

【動画】

【関連資料】
対側の下顎と重ならないようにするためにいくつかの方法がある。上に記載した方法以外に、以下のものがある。

A. 背臥位から検側を受像面に近づける斜位とする。
頭側を15度下げる。
傾斜のあるポジショニングブロックにカセッテを置くと被写体との距離が短くなり拡大を防げる。
→尾頭方向に10~15度で斜入射

B. 背臥位として、正中矢状面とカセッテを平行にする。(※救急など外傷で頭を動かせない場合) 
→水平方向で尾頭方向に25度で斜入射



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