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Radiograph

顆間窩撮影 Tunnel view, Holmblad method, Beclere method, Camp coventry method

Holmblad method
Beclere method
Camp coventry method

Holmblad method

English ver.
wikiradiography

【撮影目的】
大腿骨の顆間窩、大腿骨顆、脛骨上関節面、骨や軟骨の病変、関節腔の狭小化を評価する。
Holmblad viewは正面、側面で観察ができない関節内遊離体(関節ねずみ)を見るために考案された

【撮影前の確認事項】
障害陰影となるものを外す。

【ポジショニング】

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四つん這いの姿勢。
大腿骨軸を20°前傾し、大腿骨軸と寝台がなす角度を70°とする。
足首に枕を入れ、下腿軸と寝台のなす角度を10°とする。
大腿骨軸を頚体角を考慮して傾けると顆間窩内側が接線で投影される(p18)
遮蔽用エプロンをお尻に被せて生殖腺被ばくの防護に努める。

【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:膝蓋骨下端に向けて垂直入射。
撮影距離:100cm
照射野:膝関節を含む範囲。

【撮影条件】
58kV / 8mAs
グリッド ( – )

【画像・チェックポイント】
正常例 (Fig.4)

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顆間窩が接線で投影されていること。
顆間窩に膝蓋骨が重なっていないこと。
膝関節面が中心に描出されていること。
膝関節に回転がないこと(大腿骨内側・外側顆の対称性と腓骨頭の1/2-1/3が脛骨に重なる)
顆間隆起が観察可能であること。
膝蓋骨が大腿骨に重なって観察可能であること。
骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度。

【動画】

【関連資料】
Holmblad Variations

Beclere method

English ver.
Radiopaedia

【撮影目的】
斜入射するため像がゆがむ。
被写体とカセッテが離れるため画質が劣化する。
他の方法よりも生殖腺の被ばくが増加する。
→よって好ましい撮影法ではない。背臥位しか取れない患者に有用。
脛骨上関節面および顆間窩を広く観察する。
遊離体による膝のロッキング や顆間隆起の観察に優れる。

【撮影前の確認事項】
障害陰影となるものを外す。

【ポジショニング】

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背臥位。
膝関節を40°屈曲させる。
大腿骨内側顆と外側顆を結ぶ線がカセッテに平行となるように内旋する。
斜入射することを考慮してカセッテを配置する。
カセッテと膝裏は極力近くするように高さを上げる。
生殖腺防護に遮蔽用エプロンを被せてもよい。

【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:膝蓋骨下端から1.5cmの点に向けて尾頭方向に30°~40°で斜入射。
撮影距離:100cm
照射野:膝関節が含まれる範囲とする。

【撮影条件】
58kV / 8mAs
グリッド ( – )

【画像・チェックポイント】
 正常例 (radiopaedia)

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顆間窩に膝蓋骨が重なっていないこと。
大腿骨および脛骨の内側顆・外側顆が左右対称に描出されていること。
膝関節面が中心に描出されていること。
膝蓋骨が大腿骨に重なって観察可能であること。
骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度。

【動画】

【関連資料】

Camp conventry method

English ver.
Rad tech on duty
ce4rt

【撮影目的】
顆間窩、大腿骨顆部の後下面、内側顆・外側顆間結節、顆間隆起、膝関節腔を描出する。関節内遊離体(関節ねずみ)の評価、軟骨損傷の評価など。

【撮影前の確認事項】
障害陰影となるものを外す。

【ポジショニング】

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腹臥位。
検側の膝を40°屈曲し、保持するよう支持台に乗せる。
頭尾方向に斜入射することを考慮して膝関節面が中央に投影されるようにカセッテを配置する。
膝関節が中間位となるように内旋する。

【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:膝蓋骨下端から1.5cm下を射出点として尾頭方向に40°で斜入射。
撮影距離:100cm
照射野:膝関節が含まれる範囲とする。

【撮影条件】
58kV / 8mAs
グリッド ( – )

【画像・チェックポイント】
 正常例

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顆間窩が広く描出されていること。
膝関節に回転がないこと(大腿骨内側・外側顆の対称性と腓骨頭の1/2-1/3が脛骨に重なる)
膝蓋骨が顆間窩に重なっていないこと。
顆間隆起が観察可能であること。
膝蓋骨が大腿骨に重なって観察可能であること。
骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度。

【動画】

【関連資料】
Various X-ray views of Knee Joint (p36-45)

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