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Radiopaedia

【撮影目的】
大腿骨遠位と脛骨・腓骨近位の変性、骨折、病変の観察。

【撮影前の確認事項】
障害陰影となるものを外す。

【ポジショニング】

KneeAP101
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KneeAP101
KneeAP102
KneeAP103
KneeAP3
KneeAP104
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背臥位または座位。
検側の膝関節を伸展させる。
膝蓋骨を左右の中心にするために軽度内旋する。
膝蓋骨尖の1cm下(膝関節)をフィルムの上下中心とする。

【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点:膝蓋骨下端から1cm下に向けて垂直入射。
撮影距離:100cm
照射野:大腿骨遠位1/3~下腿近位1/3を含む範囲、左右は皮膚面まで絞る。

【撮影条件】
55kV / 5mAs
グリッド ( – )

【画像・チェックポイント】
正常例(Radiopaedia)

KneeAP6
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KneeAP6
KneeAP7
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大腿骨および脛骨の内側顆・外側顆が左右対称に描出されていること。
腓骨頭が脛骨に僅かに重なっていること。
脛骨上関節面が接線で投影されていること。
膝蓋骨が大腿骨上の中心に描出されていること。
膝関節面が中心に描出されていること。
骨組織に加え膝関節周囲の軟部組織や脂肪が観察可能な寛容度。

【動画】

【関連資料】
入射方向を脛骨上関節面に平行にする(関節間を広く描出する)ためには必要に応じて斜入射が必要となる。(やせ型:頭尾方向、肥満型:尾頭方向)

斜入射の角度に関して厳密な方法が Bontrager’s textbook に示されている。
→上前腸骨棘と寝台の距離を測定し、
 19cm未満であれば5°頭尾方向
 19-24cmであれば垂直入射。
 24cmを超えれば5°尾頭方向
下記動画では上前腸骨棘までの距離を測定している。

https://www.youtube.com/watch?v=LPHmlYMOUTc

画像を見る際は 剥離骨折の起こりやすい場所 を確認。