第2指～第5指
【撮影目的】
手指骨および関節（DIP、PIP、MCP）の骨折、脱臼、変形などの観察。
【撮影前の確認事項】
検査目的を確認する。
指輪や腕時計など障害物となるものを除去する。
検側はどちらか確認する。
【ポジショニング】
座位。
手掌を下にして目的となる手指を完全に正面とする。
（必要に応じてポジショニングブロックを使用する）
目的部位（もしくはPIP）をカセッテ中心とする。
手指の長軸とカセッテの長軸を平行とする。
各手指はわずかに開く。
【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点：検査目的部位（もしくはPIP）に向けて垂直入射
撮影距離：100cm
照射野：手指先端から中手骨までを含むこと。
【撮影条件】
45kV / 3mAs
グリッド ( – )
【画像・チェックポイント】
正常例（Radiopaedia）
各手指の軟部組織が重なっていないこと。
DIP、PIP、MCP関節が開いていること。
指先から中手骨までが含まれていること。
中手骨遠位の窪みが左右対称であり、手指が正面であること。
照射野の4辺からX線中心が確認できること。
【動画】
【関連資料】
第1指
【撮影目的】
手指骨および関節（IP、MCP(MP)、CM）の骨折、脱臼、変形などの観察。
【撮影前の確認事項】
検査目的を確認する。
指輪や腕時計など障害物となるものを除去する。
検側はどちらか確認する。
【ポジショニング】
座位。
AP：手掌外側を下にして第1指を正面とする。
（必要に応じてポジショニングブロックを使用する）
PA：第1指背側をカセッテにつけ、正面とする。
目的部位（もしくはMCP）をカセッテ中心とする。
手指の長軸とカセッテの長軸を平行とする。
他の手指は重ならないように開く。
【X線入射点・撮影距離・照射野】
入射点：検査目的部位（もしくはMCP）に向けて垂直入射
撮影距離：100cm
照射野：手指先端から中手骨までを含むこと。
【撮影条件】
45kV / 3mAs
グリッド ( – )
【画像・チェックポイント】
正常例PA（Radiopaedia）
正常例AP（musculoskeletalkey）
他の手指が重なっていないこと。
IP、MCP関節が開いていること。
指先から中手骨までが含まれていること。
中手骨遠位の窪みが左右対称であり、手指が正面であること。
照射野の4辺からX線中心が確認できること。
【動画】
【関連資料】
